徳川2代将軍秀(ひで)忠(ただ)の正室、江(ごう)の人生を描くNHK大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」が、9日午後8時からNHK総合でスタートする。主演は、ヒット作「のだめカンタービレ」など数々のドラマや映画で活躍する女優、上野樹里(じゅり)(24)。「江」は大河50作目にあたり、上野は「記念の作品でヒロインを演じる責任を感じる。絶対にいい作品にしたい」と目を輝かせている。(萩原万貴枝)
江は、戦国武将の浅井長政(時任三郎)と、織田信長(豊川悦司)の妹、市(いち)(鈴木保奈美)の間に生まれた三姉妹の三女。父を信長に攻め滅ぼされたことを幕開けに、波乱に満ちた人生を送る。戦乱の中、徳川家康(北大路欣也)の長男、秀忠(向井理)に嫁ぎ、3代将軍、家光を出産。江戸城では大奥の礎(いしずえ)を築いた。原作・脚本は大河「篤姫(あつひめ)」の田渕久美子。女性が主人公の大河は「篤姫」以来で、3年ぶり10作目となる。
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