今年1月に母親が転落死して以来、芸能活動を休止していた歌手、後藤真希(24)が3日、東京・渋谷のライブハウスでミニライブを行い、仕事復帰した。約200人の大声援に迎えられ、ミニアルバム「ONE」(7月28日発売)の収録曲「宝石」など3曲を熱唱。天国の母に「いつも見ていてくれたから。再出発としてドンドン自分を磨いて、これからも歌い続けていきたい」と涙ながらに誓った。
ファンで埋め尽くされた「Duo music Exchange」。こらえていた涙が、あふれて止まらない。
5カ月ぶりのステージ。後藤は心労でかなりやせたが、ナマ脚全開で「お久しぶりです」と元気にあいさつ。「頑張れ!!」「待ってたよ!!」と温かいエールが飛ぶと、大粒の涙がぽろぽろ落ちた。
「1月以降、みなさんの温かい声援や気持ちを受けて、この場に立つことができました」と何度も頭を下げ、ファンが心待ちにしていた新アルバムの発売を発表。収録曲「宝石」「EYES」など3曲を、軽やかなステップで歌い踊った。
会場には最愛の母、時子さん(享年55)の席も用意し、「母も『まぁ、頑張れよ』と言っていると思います。ライブがすごく好きだったので…」と気丈に笑った。
後藤はアイドルからの脱皮を図り、08年エイベックスに移籍。活動を休止して米国でボイストレーニングを積み、昨秋から活動を再開させた。
産経ニュース
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